2009年7月5日日曜日

はじめまして Yahoo! blogから移行計画中

ノースカロライナに留学している小児科医です。日本では小児科医の絶対的不足を含め小児医療の崩壊が問題がありますが、そんなご時勢にもかかわらず海外で研究させていただいております。これも、大学の先輩、同級生、後輩たちのおかげであります。留学し6ヶ月、いろいろな経験をしましたが、少しづつ書き残しておこう、それから、これからおこること、思ったことを書き残して、これから留学をしようとする方、小児科を目指す方の参考になったらと思います。小児科医は何のためにあるのか?1)診断・治療の実践:現場で病気の子どもたちを診断し治療をする、2)発達支援:子ども達の発達を考慮し教育、医療、療育、保育といった環境を調整する、3)予防:子ども達が病気などにならないようにする、4)研究、開発:現在治らない病気、診断の困難な病気を分析し、侵襲の少ない診断法や後遺症を残さず治る新規の治療方法を構築するこういった役割をいろいろな立場の小児科医がそれぞれの立場で実践して小児科医療が成立するのです。そして、未来の世界を支える子どもたちを守ることが小児科医の役目なのです。留学して経験しえたことが、今後、自分や周囲の人々にどう影響するのかときどき考えていこうと思います。

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